
目標金額
¥4,950,000
合計調達金額
¥5,247,000
福岡県糸島市に飲食・宿泊施設付きワイナリーが誕生!
本プロジェクトは「地魚と楽しむワイン造り」に挑戦する中で、糸島の農村・漁村文化と楽しくふれあい、地域の未来のための具体的なアクションを産み出すことを目的としています。
そのために新しい地域コミュニティをNFT会員様と一緒に創ります。
私たちは現在、新たな挑戦として「地魚と楽しむワイン造り」に取り組んでいます。
きっかけは糸島の漁師や漁協、水産加工会社や宿泊事業者等の「じざかなかま」と訪れた2019年のスペイン・バスク視察。港町ゲタリアには、地魚の炭火焼きと地ワインのチャコリを求めて、世界中から多くの観光客が訪れていました。
何より心に残っているのは、出会ったバスクの人達が、郷土の風景や食材、文化を誇りに思っていることでした。
どんなに水産業を盛り上げようと思っていても、私馬淵は残念ながら漁師ではありません。
お店で買える魚の量にも限りがありますし、買い占めてもいけないと思っています。
そのようなジレンマの中で、地魚という限られたリソースの価値を高めるためには、地魚そのものだけではなく、それらを楽しむ環境を一緒に育てることも大切だということをバスクから学びました。
糸島の地魚と向き合う中で出会った生産者の想い。
その裏側にある物語をワインと共に後世まで伝えたい。
地魚BANKは、消費者と共に地魚の未来をひらく、糸島発「主客一体」のチャレンジです。
最大の特徴は、会員となった消費者の方々が、単なるサービスの受け手ではないということ。
私たちが実施する体験イベントや飲食メニュー、加工品の企画・開発、そしてワイン造りなどを通して、一緒に新しい価値を産み出す立場になって頂きたいと思っています。
たくさんの「じざかなかま」との挑戦が、皆様とたくさんの地魚と出会うきっかけとなりワインと共に素晴らしい想い出の1ページとして次代に受け継がれていくことを願ってやみません。
私が地魚BANKの立ち上げを思い立った理由は、
「うまい魚をこれからもずっと、食べ続けたい」という、とてもシンプルなものです。
私は、福岡県糸島市で「志摩の海鮮丼屋」「駅前のバル」「駅前の魚屋さん」という、糸島の地魚を提供する飲食店とテイクアウト専門店を経営しています。
2011年の「志摩の海鮮丼屋」の創業以来、貫いてきたことがあります。それは、糸島の港で水揚げされたものしか使わないこと。
そして、漁師さんからの魚の仕入れで絶対にディスカウントをしないことです。
10年以上続ける中で、たくさんの糸島の漁師さんとご縁をいただき、新鮮で美味しい地魚が手に入るようになりました。
お陰様で多くのお客様にご来店頂き、糸島の旬の地魚を楽しんで頂いています。
これまでの間、漁師さんたちから、糸島では四季折々のさまざまな漁が行われ、多くの美味しい地魚があることを教えてもらいました。
漁師さんたちが森林の植樹活動、干潟のごみ拾い、海底清掃…と、私たちの知らないところで、水産資源を守る努力をしていることも知りました。
糸島は日本有数の天然真鯛の産地です。
冬場の牡蠣小屋も、全国的に知られる冬の風物詩となっています。
しかし、そんな糸島でも、漁業を取り巻く環境は深刻だと実感しています。
漁師の高齢化や後継者不足、水産資源の枯渇、消費者の魚離れ…。
「このままでは近い将来、うまい地魚が食べられなくなるのでは」そんな危機感を抱き始めました。
例えば、福岡県内でも希少な船越漁港のカタクチイワシ(イリコ)漁。
鮮度が高く、酸化防止剤無添加の「船越のイリコ」はとても美味しくて人気が高かったのですが、数年前に廃止となりました。
イリコの資源自体が少なかった年もありますが、実際にイワシの魚群がいても、漁師の高齢化や担い手不足、燃料費の高騰など、〝人間側の事情〟も一因であることを知りました。
「イリコ漁」だけではありません。
「エビ漕ぎ漁」や「イカ籠漁」「ヒラメ網」等、このまま我々消費者が知らないうちに消えていくには惜しい素晴らしい漁が、糸島には他にもたくさんあるのです。
伝統の漁、うまい地魚を残していくためには当然、漁師さんがいなければなりません。
そのためには、「漁師」という仕事が、今後も食べていける職業である必要があります。
食べていくには、魚が適正な価格で売られなければなりません。
待ったなしの地魚を取り巻く環境に対して、私達にできることは何だろうか?
そう考える中で、まずは糸島の地魚のことを多くの消費者に知ってもらい、糸島の地魚を応援してくれる人たちを増やそう!と思い立ちました。
地魚の味はもちろんのこと、漁の方法や資源を守るための取り組みにどんな想いが込められているのか、どんな歴史が隠されているのか。
地魚BANKでは、私が12年間培ってきた経験、知識、人脈を生かして、糸島の地魚に眠っている価値を消費者に伝える活動をして参りました。
(1)地域住民や生産者への敬意を忘れることなく、主客一体を目指します。
(2)地魚の価値を高めることを通して、先人が築き上げてきた文化を継承し、次世代に繋げて行くことを目指します。
(3)会員同士の横のつながりを大切にする一方で、寄りかかることなく、それぞれ自らの垂直を磨き上げることに重きを置きます。
2018年12月:地魚BANK始動。うまい魚をこれからもずっと。食べられる社会の実現に向けて、地魚の価値を高めるべく活動資金を集めると共に会員様と新しい地魚サービスの開発に取り組む。
2019年2月:糸島地魚ツーリズム推進協議会設立。
2019年5月:オズランド保育園に給食用地魚の配送開始。
2019年5月:農林水産省「農泊推進事業」採択。飲食・体験コンテンツの開発開始。
2019年11月:糸島地魚ツーリズム推進協議会スペイン・バスク視察。
2020年10月:「第7回農林水産省ディスカバー農山漁村の宝」優良団体選定。
2021年4月:地魚捌き教室「放課後じざかな倶楽部」開始。
2021年7月:文化庁「上質な観光サービスを求める旅行者の訪日等の促進に向けた文化資源の高付加価値化促進事業」採択。地魚BANKうお旅モニターツアー開始。
2023年12月:ファーストヴィンテージ「2023ko lehena」を委託醸造で販売開始。
2024年3月:飲食業・旅館業営業許可取得
2024年4月:醸造免許取得(予定)
2024年5月:地魚BANK拠点施設「糸島マスエワイナリ」OPEN(予定)。
※各種特典の詳細に関してはプロジェクト終了後にメールにてご案内をさせていただきます。
【地魚BANKレギュラー会員】
価格:33,000円/年(有効期間:2024年6月1日〜2025年5月31日)
※月額に換算すると、2,500円(税込2,750円)となります。
■来店型サービス特典
・志摩の海鮮丼屋「糸島海鮮丼or糸島海鮮天丼」及び駅前のバル「漁師のおはこ」無料券 4回
・ワイン購入割引券 500円引×10回(※弊社直営店舗のみ利用可能)
■体験型サービス特典
・宿泊棟1部屋(2人まで)無料利用権 年1回
※宿泊棟に併設されている飲食スペースでのサービスご利用時のみ
・放課後じざかな倶楽部参加権 ※参加費用は別途いただいております。
・その他イベント参加権 不定期
(例:地魚料理教室、漁村歩きツアー、新酒祭り、ワイナリー&ファーム案内ツアー、苗植え体験、収穫体験等)
■その他サービスNFT
・次回会員権優先購入権
・地魚BANK会員限定商品の購入権(糸島海鮮しゃぶしゃぶ膳、糸めでた縁起物地魚セット等)
・会員限定ブログの購読
【地魚BANKスポンサー会員】
価格:330,000円 (有効期間:2024年6月1日〜2025年5月31日)
■スポンサーとしてワイナリーにお名前を記載
(※ワイナリーがある限り保証)
■糸島ワインが完成したとき、一般販売前にお届け 1本
※糸島産ブドウを85%以上を使用して造ったワイン。
■地魚BANK主宰馬淵崇1日活用権 1回
※地域や地魚にかかわる内容に限らせていただきます。
(日時や場所、内容、交通費等の諸経費は別途相談。)
■プレミアムイベントへのご案内 不定期
■体験型特典サービス特典
・宿泊棟1部屋(2人まで)無料利用権 年1回
※宿泊棟に併設されている飲食スペースでのサービスご利用時のみ
・「ワイナリーレストラン棟貸切利用権」 年1回
■その他サービスNFT
・次回会員権優先購入権
・地魚BANK会員限定商品の購入権(地魚BOX、糸島海鮮しゃぶしゃぶ膳、糸めでた縁起物地魚セット等)
・会員限定ブログの購読
■メンバーシップ加入の注意点
・営利目的での加入はご遠慮下さい。
・活動を通して知り得たことで(株)いとしのいとしまが許諾しない本サービス上での宣伝・広告・勧誘・営業行為は固く禁じます。
※上記に抵触する行為が発覚した場合、NFTの権利を停止させていただく場合がございます。
・各種特典の詳細や弊社広告について、本NFTを購入された方に対してメール(送信元:itoshima39@gmail.com)を送信する予定です。ご購入された方は、当該メールについて同意したものとみなされます。
・販売状況により、販売期間の延長、販売枠数の増枠をさせていただく場合がございます。
ワイン用ブドウ畑の整備費及び資材購入費。醸造設備の購入及び醸造技術向上に向けた研修・コンサル費。
■ワイナリーの建設について
【Before】
ワイナリー建設地整備前。竹や低木が生い茂る荒れ地からスタートしました。
共同事業者の百笑屋さんのご尽力で建設地の整備が完了
【After】
2024年2月に建物は完成。現在最終の外構工事を進めています。
■ブドウ畑の整備について
【Before】
耕作放棄地となっていた畑を整備
<After>
昨年苗床で育てたブドウを定植出来るように整備中。
「地魚と楽しむワイン造り」を実現するために、資金集め、さらには地魚の魅力を伝える活動にご協力頂けると幸いです。
NFTについて

地魚BANKレギュラー会員

地魚BANKスポンサー会員
Supporters
About User

2006年4月:福岡県農業大学校卒業
2006年4月:JA糸島青年部
2007年4月:キリンビール一番搾りアンバサダー就任
2009年:糸島米作り品評会食味部門最優秀賞受賞
2015年:法人化「株式会社百笑屋」代表取締役就任
2019年:古物商許可取得
2019年11月:糸島青年会議所
2024年2月:全国麦作共励会で農林水産大臣賞受賞

2005年3月:九州大学農学部農業経済学科卒業
2005年4月:(株)三祐コンサルタンツに就職。全国各地の農業土木開発事業の事業計画策定に携わる一方、アフリカ(マラウイ、エチオピア)のODA案件にも従事。
2010年6月:「より現場に近い仕事がしたい」と同社退職。故郷福岡に戻り、“応援屋”として糸島の生産者のお手伝いをしながら、次の道を探す。
2011年8月:九州大学の恩師の支援を受け(株)いとしのいとしまを設立。
2011年9月:【志摩の海鮮丼屋】OPEN。「糸島で水揚げされた魚のみを使う」「値下げ交渉をしない」ことを決め、お客様はもちろん生産者にも喜んで頂けるお店を目指す。
2015年2月: (株)いとしのいとしま代表取締役就任
2015年3月:【駅前のバル】OPEN
2016年1月:福岡県農業大学校非常勤講師就任。以後6年間従事。糸島の生産者を訪ねるスタディツアーは学生からも大人気の講座となった。
2020年11月:テイクアウト専門店【駅前の魚屋さん】OPEN
2020年11月 第7回農林水産省ディスカバー農山漁村の宝(コミュニティ部門)選定